自家製酵母(黒豆) 元種

motoarai2006-09-03


おととい完成した、黒豆酵母液種
(→仕込みはこちら)。


さっそく元種を作ってみる。


使い方は、前回までの梅酵母などと同じ考え。

Ⅰ.液種をそのまま使ってパンを作る「ストレート法」
Ⅱ.液種に、粉や水をかけ継ぎした元種を使う「中種法」


Ⅰは、香りは生きるが、発酵力が弱いらしい。
Ⅱ-①:1回培養元種(液種40g+強力粉40g+塩ひとつまみ)
   2倍になるまで発酵(26℃、3H)。
   今回は急いでるので、冷蔵庫で寝かさず、すぐ②へ。


 ②:2回培養元種(①:強力粉:水(or液種)=約2:1:1)
   水でなく液種で継いでいくと香りがいいらしい。
   今回は液種35g+強力粉35g+塩ひとつまみを足す。
   2倍になるまで発酵(26℃で2H。)。混ぜて冷蔵庫へ。 
   この元種なら、対粉40〜50%でパンを作る。
   冷蔵庫で1日1回混ぜながら保存。


  ③:3回培養元種(②:強力粉:水(or液種)=約2:1:1)
   ②を使って減った分を足す感じで。
   2倍になるまで発酵。混ぜて冷蔵庫へ。



なかなか渋い、グレーの元種。
発酵力は普通。
黒豆の香りはほとんど残ってない。

追記

その後、追加増量した液種で、新たに元種おこし。
液種そのものもオーバーだったか、3回目のかけ継ぎで4倍くらいにしてしまったせいか、
ヨーグルト酵母で感じた「ごはん臭」がやや気になってきた。
シンプルなパンには使わず、ココアベーグルで使い切ることにする。


やっぱ酵母は果実に限るのかもしれない。
ワイン臭があるほうが、判断がしやすいし。