自家製酵母(カリン) 仕込みメモ
スライスしたカリン 1個分(皮つき、種は除く、正味150g)
湯冷まし 250gくらい
国産みかんはちみつ 40gくらい
親種として梅酵母エキス(培養促進) 大さじ1
斜め向かいの枯れた梅林で、カリンを拾った。
なぜか脇に2本だけカリンの木。野放しっぽく、収穫用ではなさそう。
『語呂合わせで「金は貸すが借りない」の縁起を担ぎ、庭の表にカリンを植え、裏にカシノキを植えると商売繁盛に良いも言われる』((Wikipediaより)
これか?
カリンをビンに入れ、蜂蜜をからめ、しはらく置いてからぬるま湯を注いだ。
→半日後、もう泡がシュワシュワでてきた。香りは甘い。
野生的な果実のせいか、ちゃんとぬるま湯を使ったからか、多目の糖分(水の2割)がきいたか。
→翌日、全体的に浮いて濁ってきたが、泡の勢いは弱い。夜間の室温15℃、昼20℃弱。とくに加温はしてないから、またリンゴ酵母みたいに時間かかるかも。
→2日目、パンの発酵といっしょに、スチ箱で加温したり。泡が多くなってきた。まだアルコール臭はなく、甘みも残る。でもピリッとした刺激、沈殿物はあり。
→3日後、日当りのいい部屋においたので、泡もさらに勢い良く、サワーみたいな味に。まだ甘いけどしばらく使わないので、冷蔵庫で保管。
追記 元種おこし
→12月12日、冷蔵庫から出してみたら、泡の勢いは衰えず、振ってフタをあけるとツンとくるアルコール臭。甘みは消え、下にピリッとくる刺激。この感じは久々。さすが、野放しワイルドに育った果実はパワーが違うな。
はるゆたかBL:液種=1:1でかけ継ぎ。翌日2回目のかけ継ぎ→パン作りへ。…期待してたほど発酵早くはなかった。
そもそも果実をスライスしてるときから思ったけど、カリンにフルーティーな香りはない。どちらかというと野菜臭。きゅうりのような?元種は味噌っぽくてあせったが、パンには影響なし。