自家製酵母(プラム) 元種

motoarai2006-07-26


先日完成した、プラム酵母液種
(→仕込みはこちら)。
ほんのり桃サワーみたいな香り。
わりと酸味があるので、たびたび糖分を与えている。


さっそく元種を作ってみる。


使い方は、前回までの梅酵母などと同じ考え。

Ⅰ.液種をそのまま使ってパンを作る「ストレート法」
Ⅱ.液種に、粉や水をかけ継ぎした元種を使う「中種法」


Ⅰは、香りは生きるが、発酵力が弱いらしい。
Ⅱ-①:1回培養元種(液種60g+全粒粉60g+塩ひとつまみ)
   2倍になるまで発酵(29℃、4H)。混ぜて冷蔵庫へ。
  
 
 ②:翌日、2回培養元種(①:強力粉:水(or液種)=約2:1:1)
   水でなく液種で継いでいくと香りがいいらしい。
   今回は液種60g+全粒粉60gを足す。
   2倍になるまで発酵(27℃で3H。)。混ぜて冷蔵庫へ。 
   この元種なら、対粉40〜50%でパンを作る。
   冷蔵庫で1日1回混ぜながら保存。


  ③:次回、3回培養元種(②:強力粉:水(or液種)=約2:1:1)
   ②を使って減った分を足す感じで。
   今度は水60g+全粒粉60gを足す。
   2倍になるまで発酵(27℃で2H。)。混ぜて冷蔵庫へ。

 ④以降:ほとんど水+全粒粉で、9回まで継いだ。
     毎回27〜28℃で2Hで2倍に発酵。
     パン生地の発酵も早く、やっぱ全粒粉だから強いのか。
     約1ヶ月後の8月24日現在、まだまだ元気。
     過発酵になると少し酸味を感じることもある。
     (その後、白い粉で継ぎながら9月3日で使い切る)
     

  
はじめて全粒粉で種継ぎをしてみた。

プラムのせいか、全粒粉のせいなのか、発酵が早い。
(元種おこしも、パン生地も)
しばらく水で継いでいって、元気がなくなったら液種で継いでみる。