自家製酵母(プラム) 元種
先日完成した、プラム酵母液種
(→仕込みはこちら)。
ほんのり桃サワーみたいな香り。
わりと酸味があるので、たびたび糖分を与えている。
さっそく元種を作ってみる。
使い方は、前回までの梅酵母などと同じ考え。
Ⅰ.液種をそのまま使ってパンを作る「ストレート法」
Ⅱ.液種に、粉や水をかけ継ぎした元種を使う「中種法」
Ⅰは、香りは生きるが、発酵力が弱いらしい。
Ⅱ-①:1回培養元種(液種60g+全粒粉60g+塩ひとつまみ)
2倍になるまで発酵(29℃、4H)。混ぜて冷蔵庫へ。
②:翌日、2回培養元種(①:強力粉:水(or液種)=約2:1:1)
水でなく液種で継いでいくと香りがいいらしい。
今回は液種60g+全粒粉60gを足す。
2倍になるまで発酵(27℃で3H。)。混ぜて冷蔵庫へ。
この元種なら、対粉40〜50%でパンを作る。
冷蔵庫で1日1回混ぜながら保存。
③:次回、3回培養元種(②:強力粉:水(or液種)=約2:1:1)
②を使って減った分を足す感じで。
今度は水60g+全粒粉60gを足す。
2倍になるまで発酵(27℃で2H。)。混ぜて冷蔵庫へ。
④以降:ほとんど水+全粒粉で、9回まで継いだ。
毎回27〜28℃で2Hで2倍に発酵。
パン生地の発酵も早く、やっぱ全粒粉だから強いのか。
約1ヶ月後の8月24日現在、まだまだ元気。
過発酵になると少し酸味を感じることもある。
(その後、白い粉で継ぎながら9月3日で使い切る)
はじめて全粒粉で種継ぎをしてみた。
プラムのせいか、全粒粉のせいなのか、発酵が早い。
(元種おこしも、パン生地も)
しばらく水で継いでいって、元気がなくなったら液種で継いでみる。