みちくさ

motoarai2006-05-05



骨董趣味、というわけではない。


そのものが持つレトロっぽさを拝んでも満足しない。
あくまでも主役は別にあり、
一生活道具として、
機能を果たしたときの美に惹かれる。


からしゃがみこんで想像する。
柏餅をこれで出されたら嬉しい、とか、
庭の芝桜を一輪、挿したいな、とか。

そして、ビールの映えるガラスのコップを探し続ける。
五日市の、五日の市。






十里木交差点を右へ入り、三ツ合鍾乳洞へ。
帰り、やまざき酒舗のたたずまいに吸い寄せられる。
小回り抜群、渋滞知らずの自転車で寄り道。
 

こんな素敵なおうちで飼われている鶏が、今朝産み落とした卵。
晩のオムライスは、きわめて自然なレモン色だった。




お土産って素晴らしい。
旅の終わり、我が家が近づいても、まだまだワクワクが続くから。